社長挨拶
当社は、社会基盤の保全事業を通して、安全で豊かな社会づくりの一端を担うべく、平成25年度から、中部地方の橋梁・道路施設を中心とした社会インフラの調査・点検業務を主業としてまいりました。
調査・点検業務は、安全な社会インフラを維持するため、非常に重要な役割を担っています。構造物の現状を正確に把握するため、常に技術研鑽に励み、取り組んでまいりました。おかげさまで、令和4年3月までの9年間で、調査・点検実績数は10,500施設に達しております。
これまでの実績の中には、直ちに通行止め措置が必要なほど損傷した橋梁に遭遇したこともありました。このような状態になる前に損傷を発見し、早期に補修し長寿命化を図ることが、保全事業に携わる者に課せられた責任であり役割であると感じております。
この役割をより一層果たすためには、私たちがこれまで培ってきた調査・点検技術に加えて、診断技術や補修・補強技術を習得し、長寿命化に向けた適切な維持管理計画を提案できるようになることが必要であると考え、取り組みをはじめております。
平成から令和へ新しい時代を迎え、技術も目まぐるしく進歩しておりますが、私たちは、調査・点検から補修・補強工法の提案まで、多様な技術で柔軟かつ迅速に対応できる技術者集団に成長し、顧客から信頼いただける会社を目指しております。
今後とも、一層のご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役 細江 育男